私たちのカラダを形作るものが、重力につながっている。
私たちは、その重力に対し、身体がどのように、
コーディネートしているかを注意深く見ていく。
コーディネーションとは、目や耳などの五感で捉えた情報を
脳で処理し、神経を伝って筋肉を動かすという
一連の運動プロセスを、瞬時に適切に行うことだ。
基本的にカラダというのはシステムである。
自分のシステムにも気づいて、始めて相手のシステムが
サインを送っているのが分かる。
身体の会話というのは、双方向の関係の中で起こるものだ。
私はロルフィングを通して、カラダが秩序をもつために、
全体の組織立てにチャレンジしている。
一般的に、カラダを物質(骨・筋肉)として考えている。でも、
カラダはシステムだ。
手を通して会話する。この骨とこの骨の間を感じてみて下さい。
地図に語りかけている。地図は姿勢とかのコーディネーション
の土台になっている。
コーディネーションを司る場所は、私たちのシステムの
深いところにある。
思考よりも、感情よりも、随意的のコントロールより
深いところにある。
これと会話をもつときに、もっとも深いところで
会話を招待している。
すべての関節のつなぎめに、活用することができる可能性が
あるかどうかとか、すべての骨が空と大地の感覚を感じれる
だとか、そういう会話に招待する。
この会話をするときには、骨の名前ではなく、
それぞれの骨がもつオリエンテーションや
方向性を通して聞いている。
関節と関節の間にスペースを感じられているかどうかとか。
クライアントのカラダを通して、私のシステムがクライアントのシステムに耳を傾けて、そのシステムが何を言っているのかを聞き、会話をする。
その語りかけに、身体は反応する。実際に動き始めるのだ。
身体のアラインメントが変われば、心理も精神も変わる。
見方も変わる。それは、最も深いところで変わる。
そうしてロルフィングは、深い部分で身体を再教育する。



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