ロルフィングと、アレクサンダーテクニークの
違いについて自分の思ったことを書いてみます。
最近、アレクサンダーテクニークの本を読んだり
Y-tubeの動画を見ていました。
ルーリー・ウェストフェルトの「アレクサンダーと私」には、
アレクサンダーに学んで、彼の意図を解明したことを
こう説明している箇所がありました。
「アレクサンダーが、首との関係からみて頭が前へ
いこうとする傾向は、頭と首の並び方を改善する」
「背中全体を骨盤をふくめて上へいくように思う。」
「新しい頭と首と背中のパターンを働かせるために、
たえず繰り返しそれを思うこと。」
アレクサンダーテクニークでは、首と頭、
それから骨盤を含めた背中の関係を重視します。
そしてムーブメントの方向性は全体的に上方です。
アレクサンダーテクニークのインストラクターで、
首が上へ伸び、頭が全体的に前に伸びている
方がおられました。
上と前への意識が、骨格をそのように
動かしているのだと感じました。
それに対し、ロルフィングでは、体の一部が全体との
関係でどう位置しているのかを考えます。
また、ロルフィング、ロルフムーブメントの動作の方向性は、
上方と下方、さらには、前方後方も考えていきます。
まず体の一部と全体を考えるとこうなります。
首を考えるときには、
首と頭、首と背中、首と腰、首と骨盤、首と膝、
首と足首の関係を考えます。
一つの箇所が全体に対し、どのような関係を
保っているのかを考えていきます。
背中でも背中のカーブと首のカーブ、腰のカーブ
お尻のカーブ、膝のカーブ、足首のカーブ
というように、全身のカーブに対し、背中のカーブ
がどうバランスを保っているかを考えていきます。
このように、常に個別の箇所が、全体との関係性において、
どのようにバランスを取っているのかを考えます。
アレクサンダーテクニークは頭と首が前へ、上に行く
(胸椎は下という教え方もあった)特徴があります。
ロルフィングでは、上方(空)と下方(地)の両方の
方向性を常に考えます。
頭は上方へ伸びます。しかし、頭が上方へ伸びるのと同時に
足の裏の感覚を広げて体重を委ね、下方へも伸びます。
膝はフッと力を抜いて、肩胛骨や腰はそのまま
重さを感じて、骨盤の後ろにも感覚を保ってと。
上下前後の感覚を育てていきます。
木が根を生やし、茎や葉が大空に伸びていく、その体
バージョンです。
こうして見ていくと、アレクサンダーテクニークは、
上への意識を改善したい方に、特にお薦めのようです。
上への意識に対して多彩なエクササイズがあるワーク
だと思いました。
ロルフィングは、上方(空)と下方(地)、体の前方と後方
の関係性からみた、全身のバランスを整えたい方にお薦めです。
ロルフムーブメントも、数多くのエクササイズを持ち、
動作感覚、バランス感覚を育てていきますよ。
今日はロルフィングとアレキサンダーテクニークについて
考察してみました。



![ロルフィング&ボディーワークス [BLOG]](../images/title/title_blog.jpg)
