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ロルフィング&ボディーワークス [BLOG]

記事一覧

ロルフィングの根拠

ロルフィングは、全世界で科学されています。


アイダ・ロルフ博士の下で学んだ弟子達により、
また、ロルフィングの変化に魅了され、
ロルファーとなった博士号をもった
ドクターや、ダンサー達によって。


骨格の科学だけでなく、胎生学、脳科学を取り込み、
ロルフィングは絶えず成長しています。


そうして、体と心と脳の神秘の隠されていた
ヴェールが解かれてゆくのです。


人という存在が、2足歩行になり、重力の中で
生活していく。


その基本は全世界、全骨格に共通しています。


だからこそ、ロルフィングには、「道」と呼べる
人に共通する体の知恵、神秘が詰まっています。


実は身体に留まらず、それは、人がどのように
、身体を通じて、自分と自分の周りの世界と
関係を保っているのか、という生態的な
心理学の分野にも足を踏み入れます。


呼吸を勉強すると、それは体の全システムに
つながっていて、神経系と切り離せません。


また、4足歩行から2足歩行にいこうするに伴い、
呼吸も変化しました。骨格的に、呼気、吸気
には、どのような役割がそもそもあったのか。


そうして考えると、赤ちゃんがお母さんのお腹
のなかで、どのように人体が形成されてきたか、
という胎生学の分野にも足を踏み入れます。


ロルフィングの第一セッションは、この呼吸
についてです。奥が深いです。


ロルフィングとは何か。膨大な文献を読み、
(英語なので、なかなか進まない。。)
自分の身体で、感覚を通して理解して
いくしかない、と私は思っています。


だだ、体はそんなに複雑ではなく、きちん
と機能するのには、悪くなるときのように
何十年もかかりません。


つながる人は、ロルフィングのシリーズの
間に、理解がどんどん進んで体が自然と
楽になっていきます。


体は調子が悪くなるまでは、何十年もかかるのに、
回復するのには、1年もかからない。


こう考えると、体の知恵はすごいものです。


その体の知恵を、科学で理解することができる
のは、ロルフィングならではだと思います。


さて、今月は文献を読み進めて、今ある感覚の理解に、
理論の理解を追いつかせようと思います。


冬は、外で体を動かすのを怠けがちになってしまうので、
その分、体の内側(脳)を動かしておくことにします。
それでカロリーの消費です。


はい、これは単なる自分への言い訳です(笑
寒くても、適度な運動を心掛けなくてはね。

ロルフィングのインストラクター達

昨日は、オーストラリアからいらしていたインストラクター
を見送りました。


ロルフィングのインストラクター達は、
人間くさくていいんです。


ロルフィングの技術や知識は、すごいです。
経験があって、始めてでてくる匠の技。
信頼を寄せられる大きな懐があります。


カラダがどんどん開いて、今まであったパターンが
新しいものに変わっていきます。


受け手の目に、本来の輝きと力強さが
もどってきます。


教えるスタイルも、先生と生徒という上下関係は感じさせず、
一緒に私も学んでいるのよ、という感じなのですよね。


成長を見守ってくれる親のような存在でもあり、
そして、一緒に楽しみ、考えてくれ、共に笑える
友のような存在でもあります。


そして、完璧ではなく、おっちょこちょいの
インストラクター達。忘れ物したりして、
こっちが焦ることもしばしば。


彼女達は、経験を積んでも、分からないことがある限り、
まだまだ学び続けていて、その謙虚さはすごいなあ
といつも尊敬しています。


インストラクター達は、膨大な知識と経験を持っていて、
それを私たちに全部教えようとしてくれます。


いつも知識を吸収しきれないのが悔やまれるのだけれど、
頭と感覚をフル回転状態にして、吸収できる分を
目一杯取り込んでいます。


その時に必要なものを学んでいる、という割り切りも
大切。1日の終わりには、脳がヘトヘトになります。


今回、海外から来ていたインストラクター達3人に、
私のセッション(施術)を受けてもらう機会が
ありました。


インストラクターでもあり、経験豊かなロルファーの
大先輩達です。興味を持っていただき、施術させて
もらえたのは、大変ありがたいことです。


インストラクター達からは、確かなカラダの変化,
感覚の変化を感じてもらえ、良い感想を頂きました。


今回、たくさんインストラクター達のセッションを
見て、受けて、自分のセッションを受けてもらった後、
何かストンと、自分の施術が抜けた感じがします。


今いる位置を再認識でき、その上で
これなら大丈夫だ、と思えました。


あえて言うなら、ロルフィングに頼らずとも、
やっていけると思えました。


それだけ自分の施術スタイルがクリアになり、
その実感が湧いているのだと思います。


さらにいうと、逆にロルフィングがますます
生きてくるということです。


もったいないくらい良い経験をさせていただきました。
また、そこからたくさん学ばせて頂きました。


本当に感謝です。


もちろん、私はこれからもロルフィングです。
何故かというと、ロルフィングが一番効くからです。


これからも、ロルフィングでますます
精進していこうと思ったのでした。


ロルフィングが多くの方々に届き、受けていただいた方
の治癒力と可能性が引き出され、存分に発揮できる
ようになりますように☆

ロルフィング、関東トレーニングが終わって

11月18日に、関東ロルフィングのトレーニングが終わりました。


新しいロルファー達が誕生しました。


うれしいことです。これで、日本のロルファーの人数は、
合わせて100人を突破しました!☆祝☆


二年ほど前に理事になったのですが、このトレーニングの
期間とちょうど重なっていたのでした。


その間、ロルファーを誕生させる、ということがどういう
ことなのかを考えさせられました。産みの苦しみといい
ますか、そんなものがありました。


小さな協会が、トレーニングをやり遂げることがいかに
チャレンジだったか、そして、自分も成長しなくては
ならなかったか、ということを今振り返って思います。


理事になって、私は、改めてロルフィングに育てられて
いるのだなあと思いました。


生徒だけでなく、ロルフィングの協会に携わる者も、
協会自体も、一緒に気づきを深めていく。そんな体験でした。


人の可能性は、まだまだこんなもんじゃないのよ、そう
ロルフィングの創始者、アイダ・ロルフ博士は、
微笑みながらおっしゃっているように思います。


これから、日本にロルフィングが広まっていくといいなあ
と思います。


そして私たちロルファーが、皆さまのお役に立てますように。

NHKテレビテキスト 『きれいの魔法』 でロルフィングが紹介されています。

ファイル 211-1.jpg

本日発売の、NHKテレビテキスト 『きれいの魔法』12月号に、
ロルフィングが紹介されています。78、79ページです。


そして、私が取材を受けまして、ロルフィングを紹介させて
いただいています。


御縁をいただき、編集者さんには、感謝です。
本当にどうもありがとうございます!


ロルフィングの紹介は、むつかしかった、とおっしゃって
いました。それもそのはず、ロルフィングを説明
するのは、ロルファーでも簡単ではないのです。


そこを、膨大な下調べと、綿密なインタビューをして
いただき、その上で読者さんに簡潔に伝えていただき
ました。プロフェッショナルですね。


私の伝えた情報は、6ページ分くらいになったようで、
それに加え、モデルさんの直接体験した声を載せる
ことを大切にされていました。さすがはNHKです。


それを2ページ分にしていただいたのですから、
かなりのチャレンジだったと思います。


私自身、取材はとても楽しかったです。モデルさんに
ロルフィングの第一セッションを実際にがっつりと
最初から最後まで受けて頂きました。


その間、カメラマンがシャッターを押し続けていました。
パシャパシャパシャ。シャッターの音を聞きながらも、
いつも通りのセッションを行いました。


受けていただいたモデルの川上璃子さんも、呼吸や感覚が
どんどん変わっていくのを楽しんでくれました。


インタビューもたくさんしていただいて、うれしかったです。


とにかくロルフィングが世の中にもっと広まってほしいです。


そして、ロルフィングを通して、一人一人がなりたい自分
になっていただけたら、こんなにうれしいことはありません。


身体のバランスが整った自分。
痛みや不快のない自分
楽な自分。
精神的にも自分らしい自分。
生き生きした自分。
いつまでもきれいな自分。


ロルフィングが、そんな自分になる手助けになると私は
信じています。


きれいの魔法12月号は、全国の書店にて販売中です。
よかったら目を通してみてください。


そして、よろしければ、是非1冊お買い求めくださいな☆


ロルフィングが、ロルフィングを必要としている人
のもとへ届きますよう、お薦めいただけたら
うれしく思います。


これからも、ロルフィングで人の役に立てるよう、精一杯
がんばっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。


PS:うちの母は、きれいの魔法、12月号を買い込むそうです。
なんでも、これで、「息子さんは何をしているの?」
と聞かれたときに、答えられる、とのこと(笑 

今まではロルフィングが何かを答えられずにいて、
もどかしかったようですが、今度からは、
雑誌を手渡す、といっていました。

売り切れる前に、書店にはお早めに(笑

鍵は足首

ロルフィングって上手いことできてるなあと思います。


足首です。足首から力が抜けないと、他の部分にも
力が入ります。


すねやふくらはぎに力が入り、股関節に力が入り、
そして、腰に力が入り、脊柱筋が固まり、
と繋がっていきます。


足首が柔らかくなるためには、足底の骨一つ一つが
機能している必要があります。


そうすると、内側、外側アーチに体重が乗ってきて、
カラダのバネが効くようになります。


力が抜けるキーワードは「委ねる」です。


この委ねるがくせ者です。委ねる感覚を知らないと、
委ねることはできません。


委ねている、委ねていない、の感覚の違いは、
自分で感じ比べるしかないです。


そして、それを導くのがロルファーの仕事。


一旦、足首が緩めば、その後術繋ぎで、ふくらはぎ、
すね、股関節、脊柱筋、、、肩、首などの
緊張がゆるまっていきます。


重力に体を委ねられたときには、楽に自由に
体を動かせるようになっていきます。


人間の身体は、重力にあらがうのではなく、
重力の中を流れるように設計できているのです。


「歩くのが楽しくて仕方ない」と言って頂くことも
多いですが、それが本来の自然な状態なのです。

早稲田大学・スポーツ科学研究科

ファイル 198-1.jpgファイル 198-2.jpgファイル 198-3.jpg

先日、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科・スポーツ科学部
の研究室を訪れました。


ロルフィングのトレーニングが横浜で開催されていますが、
その解剖学の講師、ルイス・フェルナンドがブラジルから
来日していました。


フェルナンドは、オランダのアムステルダムで開催された
国際筋膜学会(インターナショナルファシャルコングレス)
で早稲田大学の川上泰雄教授と知り合ったそうです。


今回、フェルナンドが来日するので、二人が関心のある
研究をやってみようということになったそうです。
私もフェルナンドのお供で同席させていただきました。


手技を使った前後の、筋肉、腱の収縮を超音波で測ります。
今回は、背中にワークした後に、ふくらはぎにある、
腓腹筋、ヒラメ筋、アキレス腱などを測定しました。


また、実際にふくらはぎをワークして、その後の測定
も行いました。


背中をワークしてふくらはぎを測定する。筋膜のつながり
を数字で、写真で実証できたらおもしろいです。


結果は、また教えていただけるようです。


ロルフィングは、クライアントとのワークで、施術の
臨床結果は数多くありますが、本格的な科学的なデータは
それほど集積していません。


ヨーロッパや、ブラジル、そしてアメリカでは一部の
ロルファーが研究を進めています。しかし、日本では
まだまだです。


これから、筋膜へのアプローチやロルフィングが、
科学的根拠に基づいて研究されていくと良いと思い
ます。これは、ロルフィングの創始者、アイダ・ロルフ
博士も望んでいたことです。


私は探求者ですが、科学者ではないので、マニアックな
知識には乏しいです。


しかし、筋膜、筋肉、神経系に働きかける確かな手は
持っています。


機会があればこの分野を勉強させていただきながら、
手技の方で協力できれば良いなあと思ったのでした。

研究室での初体験は興味深く楽しかったです。
貴重な体験をありがとうございました。

カラダの中心軸とは?

ロルフィングでは、カラダの真ん中のラインをミッドライン
と呼んでいます。中心軸のことです。


このミッドラインというのは、骨格の真ん中のラインではなく、
実は常に動いているものです。


もしも、カラダのミッドラインをワークしようとすると、
まずは、カラダの前面のラインと、後面のラインを
ワークしなければなりません。


なぜなら、ミッドラインはそのどこか真ん中に存在
するものだからです。


ロルフィングの課程で、第一セッションでカラダの
前面を、また第二セッションの背中のワークで、
後面を意識してワークするのも、ミッドラインに
働きかけるためです。


そして、また第五セッションで、コアの前面、
第六セッションでコアの後面に働きかけます。


こうして、前面、後面を何回にもわけて、表面から
コアにかけてワークしていくことで、受け手の
ミッドラインが確立していくのです。


その人の体の軸が立ってくる、ということですね。


ラインを失っている状態ということは、カラダの前面か、
後面の一方に、その人が捕らわれている状態です。


例えば、猫背、これは、完全に前面に捕らわれている
状態です。このパターンは多いです。


反対に、腰痛を持っている人の中には、腰がぎゅっと
いつも縮まっている人が多いです。これは、
後面に捕らわれているパターンです。


反対に、ミッドライン、中心軸が確立している状態
とは、前屈と後屈が柔軟に行われるときです。


構造的に、カラダの前面、後面にワークし終わるのが、
第6セッション目です。前面、後面の構造を自由にします。


ただ、構造を自由にしても、それを使えるように
ならなくてはだめです。


前面と、後面を自分で、自由にしならせられるようになる、
これがものすごく重要になってきます。


その鍵が「呼吸」、です。第一セッション、第三セッション、
第五セッション、第七セッションと、順に自由に
しておいた呼吸が、前面と後面につながって、
始めて機能的に自由になります。


私は、この課程をムーブメント2から、8.9.セッション
中でやっていきます。


そして、前面と後面を自分で自由にしならせることが
できるようになると、その間にある中心軸が保てる
ことにつながっていきます。


生命のエネルギーの源は、この背骨の自由さ・柔軟さ
に起因すると考えます。


うつや、うつになりかけの方は、私の観察ではまず、
この背骨が固くなり、しならないようになっています。


もし、背骨のしなりを感じないと、疲れやすくなります。
自分のカラダが自分のではないように、動かしづらく
なります。


背骨が柔軟さを取り戻し、自由にしなると、自分らしさ
を感じます。元気になり、なぜか目が輝いてきます。
私は、それがその人らしさ、だと思っています。

アーティストが受けるロルフィング

歌を歌う人にロルフィングは効果的です。


声がず~っと伸びるようになります。


そして、オクターブが上がります。


それもトニックマッスルと呼ばれる、腹横筋と呼ばれる
筋肉の使い方と、呼吸法が合わさると、
できるようになります。


ただ、ここに行くまでは、内臓空間がびよ~んと
伸びてこないといけません。


骨盤底や、口腔底など、解放すべき箇所がたくさん
存在します。


だから、手技も必要になります。骨格の制限を
取って、そして、動作の制限を取ってあげます。


そうすると、声がびよ~んと伸びて飛んでいくようになります。


ギターを弾くアーティストなんかも、ロルフィングは
適しています。


よく腱炎になって、ピアノがひけなかったり、ギターの
ピックを早く動かせない、という話しを聞きます。


そういう方は、良く腕をこわばらせて楽器を弾きます。


しかし、カラダの軸を使う弾き方は、カラダに力が
入ることなく、楽に早く動かせるのです。


そうしたときに、パフォーマンスがぐ~んとアップ
します。


アーティストの、パフォーマンス向上に
ロルフィングはお薦めですよ。

からだが動かない2つの理由

肩がこる。

または、肩が上がらない。

呼吸が苦しい。

腰が痛くて動けない。

膝が痛くなる。


などなど、体が自然な状態でないとき、痛みなく自然に
動かないときの原因は二つに分けることができます。


一つは、カラダの構造から。


長年の姿勢や、使い方から来るのが原因です。
筋膜を伸ばしたら改善するものです。


もう一つは、機能的な不全。
構造はおかしくないです。動く可動域はあるのに、
例えば肩が上がらない、など。


よく原因不明と言われるものです。
どこに行っても、治らない。
しかし、原因はあります。


ストレスなどの心理的要素が原因で、それがトリガーと
なっているもの。


幼少期の心理的な傷。


呼吸が浅くなったり、目眩がしたり、眠れなかったり。


自律神経失調症とよくひっくるめて言われることも
ありますね。


原因がわからないけど、確かに自律神経がきちんと
働いていない、ということです。


あるいは、特定の文化の中で、この方が姿勢が良い、
など当たり前になっていることを、無意識に
自分が真似ているとき。


親や、兄弟を知らず知らずのうちに真似ているとき。


知らず知らずの間に影響を受けていることが、
当たり前のカラダの使いかたとして定着し、
それがカラダの不調や痛みの原因になる
ことがあります。


それが原因でからだが自然に動かなくなったというのは、
本人は、気づいていないことも多々あります。


カラダに触れて施術しているとき、その原因がときに
声を挙げて主張していることがあります。


「この、ここのこわばりは何が原因なのでしょうねえ。
 例えば、~ことありますか?」


などの問答を繰り返していくと、受け手がハッと
何十年も前の出来事に気づくことがあります。


いったん、原因を意識下で認識できると、その後の
変化が加速されます。


ところで、例えば心理的要因で、何十年も繰り返してきた
緊張を、すべて1セッションで解消するのは
むつかいしいです。


雪が降って、またそこに降って、雪自身の重さで、
氷のように固まっている。それを徐々に溶かしていく、
そんなイメージです。


しかし、少なくとも、原因をクライアントが認識することで、
その緊張への対処方法が分かるようになります。


そうすると、緊張をそこから積み上げる原因を
作らなくなっていきます。


施術では、タマネギの皮をむくように、一つの層を
解放して、また一つ深い層を解放し、、、
丁寧にゆっくりと皮を剥いでいきます。


氷を溶かし続けます。


一つの人生があれば、そこに一つのドラマがあり、
そのドラマが、カラダに刻まれていきます。


それが良い影響を与えているのであればいいのですが、
負の影響を与えている場合は、できるだけ解放してあげる
必要があります。


そうすると、フッと人生で背負っていた重荷を下ろす
ことができ、その分、自分らしさを思い出せるのです。

ロルフィングのコアとスリーブ

ロルフィングでは、1~3の表層(スリーブ)に働き
かけるセッションと、4~7に働きかけるコアの
セッションがあります。


どうして表層とコアを分けているのでしょう?


コアとは何かというのは、ロルフィングのコミュニティ
の中でも度々議論されるのですが、簡単な理解は、
内臓空間です。


お口から食べ物が入って、肛門から出て行く空間です。
一つのチューブのようにつながっています。


スリーブとは、コアを包む周りの部位すべてです。


私は、ロルフムーブメントをしているときに、
喉が開く体験をして、コアのつながりを感じました。


呼吸で息を吸うときに、チューブの部分が一つに
繋がっている感覚です。


体内の圧力は一定に保たれているので、コアの空間全体が
吸気で膨らむ感じです。言い換えると、口から肛門までの
一つの風船が膨らむ感じです。


しかし、内側の風船(コア)は膨らんできてくれたのに、
体が自由な感じではありませんでした。


風船が周りを包む骨格に押しもどされて、
膨らめなかったのです。


その理由は、首周り、肩の上部、肋骨の筋筋膜が
完全に緩んでくれていなかったからでした。


なるほど、ロルフィングの1~10セッションのレシピを
アイダ・ロルフ博士が、なぜコアとスリーブに分けたかが
感覚でわかりました。


先に1~3セッション目でスリーブ(表層)の筋膜を
リリースするようにレシピが作られているのは、


4~7セッションでこのコアのチューブがビヨーン
と伸びる、または風船が膨らむためには、


内臓空間を包んでいる、この周りのスリーブ・表層が、
コアの風船の伸びを邪魔しないようにするため
だったのだ、と理解することができました。


だから、表層というのは、しばしば誤解されますが、
物理的に皮膚に近い浅い筋膜、というわけではありません。


コアに対して、それを包む表層の筋筋膜です。


4~7セッションでコアが十分に開けるように、
その周りのすべて(表層・スリーブ)の部位に、


1~3セッションで十分に柔軟性・弾力を取り戻しておく、
という意味だということです。


私は一ヶ月に一度はロルフィングのセッションを
受けていますが、毎回未だに気づかされることが
あります。


ロルフィングを受け続け、体を理解すればするほど、
ロルフィングの創始者、アイダ・ロルフの、驚異的な
洞察力を思い知らされるのでした。

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