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ロルフィング&ボディーワークス [BLOG]

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夏だからこそ、冷えにご用心

いやあ、今年の夏は暑いですね。


暑いので、体を冷やさないようにしましょう。
というのは、人間の体というものは、ホメオスタシスという調節
システムで成り立っています。


体温を調節できるのは、体の内部をいつも一定に保とう
とする自動調節機能によるものです。


エアコンでいうと、自動温度調節機能ですね。それが
人の体にあると思っていただいたらいいでしょう。


しかし、この暑さ。今、熱中症が流行っていますね。


日中などに外にでてスポーツなどしたら、体の自動調節機能
が追いつかないほど体の内部に熱を持ってしまいます。


電気製品が熱に弱いように、私たちの体も、過剰な熱には
強くありません。


お年寄りは体温を調節する力強さがだんだん衰えてきます
から、暑さで体の熱を冷やすことができにくくなります。


暑いと思ったら、我慢せずに涼しいところにいくのがいいです。


さて、私たちの体は暑いと汗をかいて体温を下げますが、
この汗がやっかいものだと感じます。


汗を出すのはいいのですが、それが冷えると今度は体を
芯から冷やしてしまいます。


ですから、汗をかいたら汗を拭き取って、着替えましょう。


体を冷やす他の要因は、暑いからといって、冷たい飲み物
をグビグビ飲んでしまうこと。これも体を冷やします。


また、外が暑いからエアコンの温度を下げすぎて、そこで
体が冷えてしまう。


体が冷えると、反対に熱を産生しにくくなります。
汗はかくのだけれど、冷や汗のような感じだったり、
疲労感で体が重く感じたり、しまいには風邪を引いたりと。


最近のようにあまりに暑いと、体がそれに適応するのは
大変ですが、暑いからといって、くれぐれも体を冷やし
すぎないようにしましょう。


暑さをほどよく満喫して、自分の体のリズムを保つことが
大切ですね。

行動パターンは骨格が決める

最近は、体の持つ癖について理解を深めている。


人には性格があるように、性格に特徴があるように、
体にもまた、体の持つ性格=性質がある。


そして、それらの性質の持つ特徴=骨格がある。


野口晴哉はそれを体癖論として残しているが、私も
これに賛成している。


彼は1~12種までの体癖と、その心理的、考えや行動パターン
を分類しているが、その観察眼は見上げたもので、
天賦の感覚としか言いようがない。


彼の書物を読んでいると、彼のいわんとしていることが
少しずつではあるが、はっきりと見えてくる。


骨格の持つ性質が分かると、その性質から出てくる体の歪み
や、行動のパターン、考えのパターン、ストレスの溜め方
などが見えてくる。


そう考えると、人は皆、それぞれの世界を持っていて、
それぞれの骨格の特徴の範囲で考え、反応し、
行動していることが分かる。


野口晴哉は、人の思考や心理状況などを、その人の背骨を
見ることではっきりと分かったという。
死期もちゃんと体には書いてあるのだ。


骨格が、考え方や、行動パターンを決めるのであり、
ストレスを溜めるときにも、それぞれの骨格に特徴がある。
また、その発散するときも然り。


ストレスが溜まると、骨格の歪みが増し、ある時点でたまった
ストレスをエネルギーとして発散しなくてはならない。
思考を使ってストレスを発散する人もいれば、
体を動かしてストレスを発散する人もいる。


発散できないと、体のシステムが働く。その発散する身近な
症状が風邪なのだ。


そうして、人には、溜める→発散と、行動周期なるものが
ある。自分も実際そうだなあと思う。


骨格=カラダに疲れがでると、考え方や
心理状況にそのまま直に影響していることになる。


私もまた、自分という骨格の範囲内での可能性を伸ばして
いるわけで、骨格=特徴には長所も短所もある。


そう考えると、私たちは、骨格の持つ性質や特徴に
すべての思考パターンや行動パターンが写しだされて
いることになる。


だから、カラダとこころは一体なのだ。
カラダが変われば、こころが変わる。


私たちのカラダは、骨格は重力に対し、立っていなくては
ならない。心もまた命に対し、ポジティブでなければ
続いてはいかない。心が折れてしまったら、
体をも支えていられなくなるのだから。


さて、体癖がその個人を限定するのであれば、
それが限界と思うかも知れない。


しかし、体癖はあれど、その先を行くことができる、
と私は思っている。人の可能性は無限だからだ。


その可能性をさぐっていくのが、私にとっては、
ロルフィングだと思っている。


ロルフィングは、重力に対し、その人の骨格が最も
力を使わなくてよい、バランスの取れた場所に
落ち着くように体を統合していく。


いってみれば、体癖いかんに関わらず、いつでも
骨格の軸を安定させ続けるにはどうすればよいか、
ということを日常で実践していくことになる。


この中心に軸が通っているときの感覚を保てるとき、
体癖を超えたパターンが生まれると思うのだ。


言い換えると、その個人の最大限のポテンシャルを
発揮することにつながっていると思う。


その可能性を追い求めていくのは、楽しい。
人の可能性をどこまでも追求していくという
魅力を持っている。


私は、これから、この体癖というものをもっと理解していこう
と思う。これをロルフィングに取り入れれば、西洋と東洋の
施術が融合できると思う。


しかし、道は続くのだなあ。一つを理解しても、また一つ
別のものがでてくる。それらを一つにして捉えられるように
なるまで、まだまだ旅は続くようだ。

不眠症の改善

眠れるようになるにはどうしたらいいですか?


眠ろうとしても眠れない方が、結構いらっしゃるんです。


ロルフィングは不眠症改善に効果はあるのですか?
という質問には、Yes、Noを言うのはむつかしいです。


改善した方もいらっしゃいますし、改善できなかった
方もいらっしゃいます。


また、眠りは、自分の生まれた時間と関係があるとも言われて
います。単純に、夜遅く生まれた方は夜活動的になるとか。
あるオステオパシーの巨匠が本に書いていらっしゃいました。


一つ眠れない方達を見てきて思うことがあります。
絶えず何かしら考えているということです。


例えば、何も考える必要のない休日には眠れる、
という方は多いです。


また、休日を持たない方は、眠れない方、眠りが浅い方
が多いです。


一つここに法則性があります。


思考を使わない場合には、よく眠れる、です。


逆に、寝る前なのに、明日の準備を頭の中でしている。
または、今日の出来事について頭の中で考えている。
こうした場合は眠りが浅いです。


何か心配事をずっと考えていたり、頭の中で同じ事が
ぐるぐる回っている方も眠れなかったり、眠りが
浅いです。


頭の思考が働く方に、眠れない方が多いのです。


そして、頭の思考を止める外部的な要因、
または内部的な要因を作ってあげられる方は、
不眠症にはなっていません。


不眠症改善のポイントは、思考を働かせない環境を
作る、です。いくつか例を挙げてみましょう。


①呼吸やイメージを使って、思考をストップさせて、
 体の感覚へ戻ってくる。シャープな思考から、
 ほんわかしたイメージの感覚へと誘導してあげる。

②寝る前に、体の力が抜けた状態へと持っていく。

③今日の終わったことは、もう考えない。
 明日のことは明日考える。

④まったく予定のない休日を作って、頭と体を同時に
 休ませてあげる。

⑤自分に今日はよくやったよ、ゆっくり休んでいいよ、
 と誉めて、寝る前に休む許可を与えてあげる。

⑥日中太陽を浴びて体内リズムを整えるセロトニン
 が分泌しやすくしてあげる。

その他には、お祈りをしてあげたり、何かしら自分の中で
儀式的なことをしてもいいのです。


要は、思考を止めて脳を休めてあげると、体がおやすみモード
に入るということです。


①~⑥のように例を挙げましたが、どれが適しているか
は、個人で異なってきます。何が合うのかを試し、
自分に合った方法を見つけましょう。


最近は特に暑いですね。涼しい環境があるというのも、
体がリラックスできる一つの要因です。

ゆっくり休んで、この暑さを乗り切りましょう!

ターザン8月号に筋膜特集!

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スポーツ系月刊誌のTarzan(ターザン)の今月号はストレッチについて。その94ページから、101ページにかけて、筋膜特集が掲載されています。


まず筋膜を「人体を作る一枚仕立ての柔らかい骨格」と表現していました。うまいこと書くなあ。さすがライターや、と感心してしまいました。


筋膜リリース、トリガーポイント、関節モビライゼーション、アライメント調節など、キーワードに沿って記事は進みます。良い響きです。自分の専門とするセラピーの用語がずらりと並びます。


そして、「テンセグリティー構造」についても紹介されていました。すごい、雑誌にテンセグリティーの理論が解説されるなんて。


さすがロルファーの谷佳織さん。彼女が「テンセグリティー」、「アナトミートレイン」、「ロルフィング」を含んだ99~101ページを監修しています。ええ仕事してるなあと感心します。


「テンセグリティー」理論の紹介に続き、「アナトミー・トレイン」の説明が来て、最後に「ロルフィング」の紹介が続きます。


「アナトミー・トレイン」は、世界中で注目されています。筋膜のつながり(経絡)を解剖学をベースに理論立てています。


佳織さんが主催するソマティック・システムズが日本の「アナトミー・トレイン」を担当しています。私も2年に渡り、アナトミー・トレインのワークショップ会場で、生徒さんに手技を教えるアシスタント役として参加させていただいています。


筋膜ってなかなかマイナーな用語です。「職業は何しているの?」と聞かれたときに、筋膜のプロフェッショナルです、とこの雑誌を見せたら、説明が省けますね(笑


日本でもきっと筋膜ブームがやってくるでしょう。私も、日本ロルフィング協会を盛り上げて、筋膜やロルフィングを盛り上げて参りたいと思います!!

筋膜の波!?

最近、筋膜の波に乗っています。
筋膜というか結合組織の波かな。


なんのことだか分からない?


それも当然、本人もはっきりとは分かってません。
いや、冗談ではなく、本当。


クレニオセイクラルでもなく、人体の中に流れる
新しい波を発見。


間接的なタッチをやったときに起こることなのだ
けれど、クライアントさんが寝たときにだけ起こる
不思議な現象なのです。


ロルフィングの間接的なタッチは、クライアントは
寝ない場合もあるので、これはまた別の反応だと
と本人は思っています。


クライアントが寝ていないときの、間接的なタッチが
ロルフィングの間接的なタッチとしたら、


クライアントが寝ているときに起こるこのタッチは、
それよりも解放力がすごい。


フォーカスしたところや、無関係な体の箇所が
ピクピク反応を起こしたり、ククククッと動きます。
ビクッ!と体全体がビックリ痙攣したように
反応するときもめずらしくありません。
首が右へ左へ細かく動くこともあります。


痙攣反応で、クライアントさんがビックリして
目を覚ますこともあります。


反応しているときには、いつもクライアントさんの目は
まぶたの下で、ぐるぐる回っているのが見えます。


クレニオセイクラルもこんな反応を起こしますが、
それとはちょっと違う反応かな。クレニオのリズムには
乗っていませんから。


クライアントの意識が、意識下と無意識下の狭間に
あるときにだけ起こります。


ですから、クライアントさんが完全に熟睡モードで眠ったら、
ゆすって起こすか、わざと刺激を与えて眠りを浅くします(笑


はじめは、これはどんな波なのだろうと思っていたのだけれど、
だんだんはっきりしてきました。


膜構造は全身に編みをクモの巣のように張っているので、
どこか一部にでも意識を持っていくと、全身が反応します。


一度その波に焦点を当てることができると、体中をサーフィン
できるような感覚になります。


コラーゲンと繊維、そして水分を伝って、この波は全身に
及びます。


ブロックのかかっている箇所にその波がヒットすると、
体がビクッと痙攣したような反応を起こしたり、
ピクピクと動きます。


それは、凝縮して流れていない部分のエネルギーが解放
されて流れるようになった、という体からのサインです。


例えば、足の筋肉がパンパンに張っていても、
その反応後は、フニャフニャの柔らからな柔軟な
筋膜、筋肉に戻っていきます。


もっともっと訓練を積んだら、骨の波に乗って、
全身をサーフィンもできるようになることもできる
と思います。


骨はまだできませんが、もっと触れてイメージがはっきりすると、
焦点がうまく合ってくると思います。


この手技は、組織の柔らかさだけで測ると、筋膜リリースの手技と同等か、それ以上の効果があると実感しています。


足首を持っていても、背骨に働きかけることができます。


これが起こるようになって、ロルフィングの間接的な
タッチを、より深く理解できるようになりました。


トラウマのショックも、これで体の外に解放、発散できる
と実感しています。


師匠の言っていた、エネルギーを扱うということが、
だんだんと分かってきている今日この頃です。

ロルフィングの手技

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ロルフィングの手技って洗練されているなあ、
と感じます。

その理由は、

①自分の筋肉には極力、力が入っていない状態で
 筋膜に働きかける手技を行い続ける。

②常に受け手の変化を体だけでなく、やる側が全身の反応を
 モニターしている。

③自分の呼吸が通っていることを絶えず再認識
 する必要がある。

④会話でのコミュニケーションを取る。


手技を行うときには、力を抜いて(リラックスした状態で)、
体を動かし続け、筋膜に適度な圧をかけ続ける。
ロルファーが常に動いているということです。


そして、受け手の感覚に耳を傾けている。受け手の反応を
チェックし続けるのです。これは、感覚を聞きつづける
ということです。


さらに、自分の呼吸も通っているということは、自分の
感覚も聞き続けるということです。


もう一つ、話すということは、言語中枢、と聴覚も使っています。
動作をしてもらう場合のガイダンスだったり、
時に世間話だったりと。


さらにさらに、自分の感覚を、部屋中の空間に保つ
こともします。


自ら動き、受け手の感覚を聞き、自らの感覚を聞き、
話しを耳で聞き、口で答える。そして、空間を感覚で満たす。


これらの感覚を総動員しながら手技は進んでいきます。
見た目は、とっても静かなのですけどね。


手技の職人という感じ。


これは、あらゆるボディーワークに応用できます。
これができると、手技の質が全く異なり、効果が高くなります。


これらを同時にするには、鍛錬を重ねる必要があり、
できるようになっても、なお手技向上の道は続くのです。


時々セッション後、気が抜けると忘れっぽくなります(笑
そんなときには、失礼いたしましたっ、です。

日々精進なり~☆

カバンを肩にかけるのは、右?左?

ちょっと思い浮かべてみて下さい。

カバンをかけるのは、右肩ですか?左肩ですか?


最近、女性の肩周りになって気になっていました
ので、カバンについて書いてみようと思います。


肩が動いてこない原因の一つが、カバンをかける動作
とつながってきているなあと感じます。


片方だけ肩が盛り上がって見える、などあれば、
そちらが荷物をかける方かもしれません。


もちろん内臓の調子なども関係してきますから
一概には言えないのですが、それでも習慣と
いうものは、骨格や筋肉を変えていくものです。


肩周りのワークをしているときに、
「どうしてこっちだけ、トリガーポイント(固まったコリ)
があるのでしょう? 心当たりありますか?」


と聞いてみると、そのときは「さぁ~。」なんて
答えていらっしゃるのだけれど、後から考えてみて


「あっ、いつもカバンをこっち(トリガーポイント)の方
にかけていますっ。」


とおっしゃる女性の方が結構いらっしゃいます。
トリガーポイントができているということは、
コリは最近のことではありません。


何かパターン化している動作や姿勢があってなるものです。


カバンを持って歩く女性は、肩周りの動作がとても制限
されます。そして、それがいつも続いていると、歩き方
もいつのまにか、肩周りを固めて歩くようになって
しまいます。


こうして自らが自然と思っている歩き方が、いつのまにか
自然な状態とはかけ離れて、何年も、何十年も経っていく
のです。


片方の肩だけ固めて歩いていないか、一度チェック
してください。そして、もしもカバンを片方の肩に
だけかける習慣がある場合は、なるべく交互に
かけてあげてくださいね。

トラウマを解放するには?

トラウマを解放するにはどうしたらいいでしょう?


体から詰まったショックエネルギーを放出する、
ということを書きました。


トラウマが原因で体に症状がでているときには、
体のシステムがうまく働けていないのです。


その上手く働けない理由が、この詰まった
ショックエネルギーなのです。


体が動かせなかったり、感情を制御できなかったり、
パニックになったりするのは、神経の伝達回路に、
正常な信号を送れないからです。


では、どうやって放出するのか?


それは、自発的な反応です。自発的に反応が起こるときに、
そのショックエネルギーは解放されていきます。


震える、泣く、ピクピクした動作、自動運動、感情の伴った言葉。
無意識への旅など。


反応は様々ですが、一様に自分の内から起こってくる
動作です。こうした反応が見られると、少しずつ解放
されていきます。


他人から

「こうしたら治ります。これをしたからもう大丈夫です。」

と言われてやったところで、トラウマは解放できません。


自分の内から起こる反応が大切です。それは、すこしずつ
自分と向き合えるようになっていく過程でもあります。


時間はかかるかもしれませんが、人生そのものと向き合える
ようになる機会であるかもしれません。


とにかく、あきらめず、すこしずつ、受け止めて生きましょう。

トラウマとは

トラウマとは、ショックです。

心理的なショック。そして、肉体的なショック。
どちらもあります。


人がショックを受けた時は、パニックに陥ります。


または、ショックを心身で吸収できない場合は、
体の感覚が一時的になくなるか、気絶します。


動物は、ショックから生き延びると、体を震わせて、
そのショックを体の外に逃します。


人はというと、そのショックを頭で、体で整頓できずに、
そのまま日常生活に戻ってしまいます。


体の外にでられなかったショックは、体の中に
そのまま止まります。


ずっとです。それが解放されるまでそこにあります。


放っておくと、後になって様々に体の症状が出てきます。
自分のコントロールを超えたところに起こる、

震え、痛み、不快感、怒り、憎しみ、不信感、そして
悲しみなどの感情、無気力、呼吸困難など様々です。


限界を超えて、ショックを受けると、体はそれに
耐えきれません。


ですから、受けたショックを無意識の方へと追いやります。
もしくは、受けたときにショックにブレーキをかけて、体の
感覚を閉じます。


そのショックは、大きいのです。体が受け止められない
ほど、とても大きなものなのです。


ですから、ショックとして体の中にあるエネルギーの
固まりを、少しずつ解放してあげることが必要
となってきます。


トラウマはどんな時に解放されるのでしょう?


それは、トラウマを分かっている人に会うときです。
体はトラウマを解放して楽になれる機会を探して
いるのですから。


しかし、自分が心底安心した環境にいないと、
トラウマは顔を出してきません。


ですから、普段は普通を装っているのです。


トラウマは、誰にも起こりえます。
そして、実は小さいものであれば、
誰にでも起こっています。


無意識に蓄積させてきたトラウマのショックが、
セッション中に解放されることがあります。


意識的に自分に何が起こったのかを整頓ができることと、
肉体的な解放はほぼ同時に起こります。


時間はかかりますが、ゆっくりと、自分と向き合い
ながら解放していきます。


セッション中、時には、寝ているような無意識のときに、
受け手の体が、小刻みにピクピク動きながら、
無意識層に溜まったショックを解放したりもします。


時には話していて、そこからこぼれる涙で。
理由のない涙の場合もあります。


ときには、手技で、筋肉や筋膜をストレッチしているときに。


もしも、トラウマを受けるような出来事が自らに
起こったときには、自分が悪かったのだと、自分を
責めないようにしてあげてください。


トラウマに対し、理解がある人をどうにか探しだし
話してみてください。


トラウマの傷があると分かったら、それと向き合って
いくしかありません。しかし、トラウマは誰にも
起こりうることだ、ということを分かっていて
ほしいなあと思うのです。

ロルフィングのタッチについて

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ボルダーでロルフィングの創始者の、DR.アイダ・ロルフのビデオを見ていたときのこと。


彼女はこう言いました。


「ロルフィングは、気づきを肉体感覚のレベルに持って行ける。
これはエネルギーワークにはできないこと。」


またこうも言っていました。


「体の中のどこにエネルギーが位置しているのかを見なさい。」


「私の中で一番大切なことは、彼(モデル)がより少ないエネルギーで歩くことができるかです。」


これを見返すと、ちょっとロルフィングのタッチについて、考えることがあります。


みなさま、現在ロルフィングのタッチって2種類あるのをご存じですか?直接的なタッチと、間接的なタッチと呼ばれています。


直接的なタッチとは、受け手の皮膚から筋膜にガッツリと体重を乗せて働きかけていきます。Dr.アイダ・ロルフがやっていたワークです。


もう一つの間接的なタッチは、アイダが亡くなってから生まれました。クレニオセイクラルで使うような、優しくそっと触れるタッチです。そっとタッチして筋膜や骨が動くのを待ちます。


ロルフィングを受けました!という方には、ガッツリ系のワークを受けた方もいますし、そっと触れるようなワークを受けた方もいらっしゃいます。


何をロルフィングとするのかは、受けたワークによって
変わってきます。


日本国内でトレーニングを受けた方には、
間接的なタッチが広まってきているように感じます。


ここで少しアイダによる、この言葉が引っかかるのです。


「ロルフィングは、気づきを肉体感覚のレベルに持って行ける。
これはエネルギーワークにはできないこと。」


これは、皮膚にしっかりとタッチすることで、脳のボディーイメージが変えられる、ということも含んでいるのではないか、と最近考えます。それが体の再教育の、とても重要な部分を担っているのではないかと。


胎生学的には、外胚葉は脳・神経系・感覚器官・皮膚の表皮などになっていきます。


この皮膚からの刺激が実は、ものすごく重要な役割を果たしているようにも思えます。刺激は、神経を通じて脳に信号として行き、ボディ・マップを書き換える働き、そして力があるのではないかと思うからです。


アイダが言っていた、「気づき」とは、ムーブメントからの立ち方、座り方、動き方もあるけれど、この、無意識的に働きかける脳への教育というものがあったのではないだろうか。


私は、なぜアイダ・ロルフがオステオパシーにも精通していながら、筋膜にたどり着いたのか、それを頻繁に考えます。


どうして、触れるようなタッチよりも、しっかりした
タッチを選んだのだろう。


アイダは、体の中のエネルギーの流れを見ながら、ロルフィングは、エネルギーワークにはできない、


「気づきを肉体感覚のレベルに持って行ける」


とおっしゃっています。この意味をよく考えないと、ロルフィングはエネルギーワークになってしまう危険性もあるのではないかと思うのです。


ロルフィングは、気づきをもたらすものです。


セッションでは直接的なタッチも、間接的なタッチも使います。


しかし、アイダが直接的なタッチにこだわった意図が明確にわからない間は、ロルフィングのエッセンスを逃さないためにも、直接的なタッチをベースにやっていきたいと思っています。


これからロルフィングを受ける方がいらっしゃいましたら、ロルフィングには2種類のタッチがあるのだよ、ということを知っていていただきたいと思います。その上で、自分に合ったロルフィングのタッチを選んでほしいと思います。


受けるロルファーさんに是非、問い合わせてみてくださいな。




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